メダル考 アジア競技大会
中国に初の金メダルをもたらしたツァオレイ。たくさんの記者がかけつけたプレスカンファレンスにて。 |
ということで今大会は前回大会よりも7つの(銅)メダルが増えたことになる。具体的には7種目で21個のメダルが通常なのだが、今回は28個である。総合一位の韓国はドーハ大会の7からプラス3で10個、台湾はプラス2で7個、中国はプラス3で4個と軒並み獲得メダルを増やしている。ところが日本だけはマイナス1でドーハ大会の8個から7個に減った。ちょっとこれはショックである。総合順位も2位から3位に転落。ドーハ大会では7種目全部でメダルを獲得したが、今回は5種目。つまり残り2種目(女子シングルス、ミックスダブルス)ではメダル無しといういうことになった。総合順位で3位転落は3大会振り、つまり1998バンコク大会以来ということになる。バンコク大会では金無し銀1銅2と惨敗だったが、今回は金の数では韓国、台湾と同数の2であり、受ける印象は全く違う。2002釜山大会もそうだ。総合では2位だが、金は0、韓国が7つ全部獲得した。このときの敗北感たらなかった。(この項続く・・・
2010 GUANGZHOU | G |
S |
B |
T |
1.KOR | 2 | 4 | 4 | 10 |
2.TPE | 2 |
2 |
3 |
7 |
3.JPN | 2 |
1 |
4 |
7 |
4.CHN | 1 | 0 | 3 | 4 |
2006 DOHA | T |
|||
1.TPE | 3 |
1 |
1 |
5 |
2.JPN | 2 |
3 |
3 |
8 |
3.KOR | 2 | 2 | 3 | 7 |
4.CHN | 0 | 1 | 0 | 1 |
2002 BUSAN | T |
|||
1.KOR | 7 | 3 | 2 | 12 |
2.JPN | 0 |
3 |
0 |
3 |
3.TPE | 0 |
1 |
4 |
5 |
4.CHN | 0 | 0 | 1 | 1 |
1998 BANGKOK | ||||
1.KOR | 3 | 0 | 1 | 4 |
2.TPE | 1 | 3 | 1 | 5 |
3.JPN | 0 | 1 | 2 | 3 |
1994 HIROSHIMA | ||||
1.KOR | 2 | 3 | 0 | 5 |
2.TPE | 1 | 1 | 1 | 3 |
3.JPN | 1 | 0 | 3 | 4 |
1994-2010total | ||||
1.KOR | 16 | 12 | 10 | 38 |
2.TPE | 7 | 8 | 10 | 25 |
3.JPN | 5 | 8 | 12 | 25 |
4.CHN | 1 | 1 | 4 | 6 |
参考1990PEKIN(公開種目) | ||||
1.JPN | 2 | 2 | 3 | 7 |
2.KOR | 1 | 2 | 2 | 5 |
3.TPE | 1 | 0 | 1 | 2 |
4.CHN | 0 | 0 | 2 | 2 |
こちらの表はアジア競技大会におけるソフトテニス競技での各国のメダル取得状況と総合順位。各大会での総合順位は組織委員会で発表される。それらを統合したトータルデータは参考資料としてこちらで独自で作成した。1998バンコク大会までは4種目、2002釜山大会以降は7種目。現在まで日本、韓国、中華台北(台湾)、中国の4カ国でメダルを独占する状況が続いている。参考までにソフトテニスにエントリーする国(および地域)は一大会につき7〜15カ国ほど。