健在!!キムキョンリョン アジアカップ女子
2位安城市庁(韓国)のエース キム・キョンリョン。韓国の、というよりは世界のエースである。現役のプレーヤーの中ではダントツのキャリア、4大国際大会での金メダルはなんと8個(団体4、個人4)。これはぶっちぎりの記録である。
歴代ということでも玉泉、上嶋の7個を一個上回り、史上最高。
また現在ソフトテニスの種目は団体、ダブルス、シングルス、ミックスダブルスの4種目だが、そのすべてで金メダルを獲得している。これはパクヨンヒ(テグ銀行)と彼女だけがなしとげている。
そんなキョンリョンもプロ生活9年目にはいる。彼女が現役をつづけるかどうかは常に注目の的、彼女一人が現在の韓国女子を支えているといっても過言ではないからだ。すくなくとも今年はプレー続行。また彼女のプレーがみられるのはしあわせなことだ。
今回はいままでにない早いキョンリョン。とにかく下がらないで徹底してライジングでボールを捌き、圧倒的だった。準決勝、決勝は3番に下がり、特に決勝は出番がなかったのは残念。どうせなら上原・阿部にぶつけてほしかったが・・・
↓安城市庁チーム。キョンリョンとミンユリム、キムボミ、ユンスジョンの4人が昨年の世界選手権代表(キムボミとユンはワイルドカードで個人戦のみ)。後衛力は強力だが、フォワードがいまひとつ、ディフェンスはよいが・・・つまりバランスが悪い。そこを知り尽くした上でのキョンリョン3番だったのだろうが・・・・やや軽かった右ゾーンは制した。
左からユンスジョン、ヂョンハユン、イセルイ、ミンユリム、キムボミ