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April 2011

団体戦 2011中山盃国際大会レポート

Imgp9523 団体戦は本年からの新種目。基本はオーソドックスな3ダブルスによる3組点取り戦(2点先取)だが、オーダーがユニーク。トップが男子ダブルス、2番が女子ダブルス、3番がミックスダブルスというものだ。素晴らしいアイデアだと思う(硬式テニスに男シングルス/女シングルス/ミックスダブルスという団体戦の例がある)。3番のオーダーは各チームの任意。
Imgp9632 エントリーは日本、インドネシア、モンゴル、中華台北A、中華台北B、台中市A、台中市Bの7チーム。二つのブロックにわかれて総当たりの予選ラウンドを行い、それぞれの上位2チームをだして決勝トーナメントを行うのは個人戦とおなじ。モンゴルの女子チームはこられなかったので台湾の学生選手がサポートにはいった。台中市A,Bは名前をみると地元チームのように思われるかもしれないが、Aは林鼎鈞、劉家綸、江婉埼と4人中3人が昨年の広州アジア競技大会代表。Bにはやはり林科均・葉佳霖がいて、実質台湾ナショナルチーム選抜といっていい編成である。

Imgp9534 日本は予選Aブロックの一番。まず中華台北Aと対戦。同チームには楊勝發、鄭竹玲、張文馨と広州アジア競技大会代表3名がいて台湾勢では台中市Bとならんで最強と目されるチーム。とくに個人戦で対戦のなかった楊勝發との対戦が注目された。楊勝發は広州アジア競技大会やインドア大会でのダブルフォワードスタイルとはうってかわったベースラインプレーに終始、ストローカーヤンシェンファの魅力をみせてくれた。ペアは李佳鴻ではなく游程翔。まだ学生で全く未知の長身前衛。しかし台湾らしく良く訓練された端正な技術を持っていった。林田・巽とのゲームは素晴らしいストローク戦で幕開け。楊の超ド級のフォアハンド(この会場は打球音の反響が素晴らしい)が圧倒的な迫力。ただ久々の大会とあって集中力がいまひとつでゲームが雑。林田・巽が競り勝ち大金星。

Imgp9643 同時進行だった女子も勝利し、まず一勝。つづく台中市B戦。林田・巽は個人戦で勝利した林・葉と再び対戦し、今回は返り討ちにあったものの、高橋・山下がしっかりささえて3番につなぐ。ここまで無敗の高橋・山下、抜群の安定感だ。いつも感心するのが、日本女子選手のゲームにおけるモチベーションの高さ。いつでもどのような試合でも全力で立ち向かえる(というようにみえる)のは素晴らしい。

Imgp9651 日本のミックスはオーソドックスな男子前衛、女子後衛のペアリングで高橋・巽。台中市Bは許・葉。許は台湾体育学院4年の強打の後衛。やはり女子後衛、男子前衛の組み合わせだ。ここは葉が大車輪の動きをみせるが空回り。日本が勝利して、Aブロック全勝で決勝トーナメントへ。
予選リーグが終わろうかというころから、雨脚が再び強くなり、準決勝は雨中でのスタート、さすがのアンツーカーも水が浮き出し、フットワークがおぼつかない場面がでてくる。今回のメーンイベントともいえる団体戦。会場も一層盛り上がり・・・・となるはずだったが・・・・・

Dsc00031_2 日没もせまりナイターに。気温も一層ひくく台湾にいるということが時々信じられなくなる。日本はそんななかで奮闘、林田・巽が1勝2敗と崩れをみせるなか、高橋・山下が全勝で支え(高橋・山下は大会を通じて7戦全勝、林田・巽は4勝3敗)、3番の高橋・巽が2連勝して決勝に進出を果たした。準決勝の台中市戦の3番勝負が始まる頃は雨も本降りといっていいほどになり、コートが使用続行不能となった。辛うじて水の浮いてない5番コートに移動しておこなれたが、ゲームが進むにつれてフットワークが困難なほどの状態になる。巽がコートに足をとられて転倒などというシーンもあったが日本は勝利をおさめた。が日没も迫り、雨脚は一層強く、決勝ができる状況ではなくなった。しかしとにかく(延期は不可である)順位をきめなければならない。抽選をおこなうことになった。その方法はなんとじゃんけん!!それも試合形式とまったくおなじ3ダブルスによる点取り戦!である。雨で冷えきった会場が熱気で燃え上がったのはいうまでもない。いままでクールにゲームしていた台湾チームはここにいたって燃えに燃え、それは日本チームもおなじ。ゲーム?は3番までもつれる。最後を決めたのは巽。台湾に来る前にある学連選手が『巽は勝負強い』といっていること耳にはさんだのだが、まさにその勝負強さが発揮された瞬間だった。Imgp9672Imgp9764Imgp9771Imgp9776

聞慶レポート 第14回世界選手権韓国代表決定戦

22日の聞慶市は一日冷たい雨。聞慶自慢の屋根付きアンツーカー4面で19時過ぎまでかかって予定を終了した。明けて23日は快晴となったが(ただし寒い)、この日は大会の中休み。選手は明日にそなえて各自調整。Imgp0906こちらは韓国トップ実業団の農協中央会の選手。新人が二人入部して若返った。

第14回世界選手権 韓国代表決定戦(韓国国内予選)開催

Imgp0068_2 今秋開催予定の第14回世界ソフトテニス選手権。開催国である韓国(10月聞慶市)の代表決定戦が各国のトップをきって本大会の会場である聞慶市営ソフトテニス場(クレー11面)で開催中。

世界選手権は4年に一度開催されるソフトテニス最大でもっとも歴史のある国際大会。第一回は1975年にハワイ大会、以降2年おきに1990年まで開催され、それ以降国際大会の増加にともない4年毎の開催となった。

前回は2007年に韓国の安城市でおこなわれており、2大会連続通算5度目の韓国開催となる。また聞慶市は2008年にアジア選手権も開催しており、その他シニアのアジア選手権など韓国ソフトテニスの聖地といっていい存在だ。(右画像はダブルス一次予選を勝ち残った男女それぞれ12組による最終予選の開始式。これから抽選による組み合わせを行うところ。最終予選は台湾式双敗淘汰制(ツーダウン式ノックアウトトーナメント)を採用している。

Imgp0057 世界選手権は前々回大会より7種目が競技されている。(男子団体戦、女子団体戦、男子ダブルス、女子ダブルス、男子シングルス、女子シングルス、ミックスダブルス)。前大会で韓国はその7種目中6種目に優勝。個人戦5種目すべてでワンツーフィニッシュ(男子シングルスでベスト4独占、他4種目もベスト4に3)と大勝。また広島で開催された第12回大会(2003)でも7種目中5種目に優勝しており、クレーコートでは絶対的といえる強さを発揮する。第14回大会でも最有力の優勝候補は動かない(画像は20日の一次予選でアドバイスをうけるペ・キム(イチョン)。昨年の予選を一位で抜けアジア競技大会ダブルス銀メダルを獲得した韓国最強の一組。この一次予選でも安定した強さを発揮。危なげなく最終予選に進出した。右はイ監督))
2007アンソン大会はこちら

→2003広島大会はこちら
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女子シングルス 2011中山盃国際大会レポート

Imgp8956Imgp9739 優勝のチェンツウリン(台湾)。18歳の高校生ながら、既に国際大会代表に2回なっている。昨年のアジア競技大会では団体、ミックスで銀メダル。2009年の全国運動会(台湾国体)では3種目(団体、ダブルス、シングルス)完全優勝。みるたびに目を見張るような長足の進歩をとげている台湾期待の選手。この中山盃前日が大学進学のための試験。9月から大学に進学予定。この種目台湾女子としては2年振り2度目の優勝。Imgp8960Imgp9735準優勝の山下。インカレシングルス3連覇の実績がある。女子前衛のシングルス強者は全くめずらしい。決勝は惜敗。Imgp9491Imgp9727
3位の高橋。準決勝は山下とのペア対決。必ずしもシングルスが得意ではないようだがジャンワンチーを接戦で破る健闘をみせた。

男子シングルス 2011中山盃国際大会レポート

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優勝の林鼎鈞(台湾)

男子シングルスは台湾がワンツーフィニッシュ。2009年の韓国NH OPENシングルス3位の実績がある林鼎鈞(2010アジア競技大会代表)が優勝した。日本勢は巽が一昨年のチャンピオンでアジア競技大会代表の郭家瑋をファイナルで破る健闘をみせたものの上位進出はならなかった。Imgp9053 Imgp9339注目されたのはベスト4に2人はいったインドネシア。硬式キャリアそれも極めてレベルの高い選手をそろえ日本を上回る成績をあげた。Imgp9469 3位インドネシアのプリマ。インドネシアのデ杯代表で東南アジアのチャンピオンという凄い硬式キャリアを持つ。Imgp9301一昨年のチャンピオン、台湾国体のシングルスチャンピオンでもある郭家瑋。今回は上位進出ならず。

女子ダブルスギャラリー 2011中山盃国際大会レポート

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Imgp9544_2 Imgp9190女子ダブルス優勝の高橋・山下。日本女子の同種目6連覇を達成した。台湾は昨年のアジア競技大会銀メダルメンバー全員が出場したなかでの優勝。Imgp9283
これは決勝終了直後。Imgp9247準優勝の韓佳玲・張文馨(台湾 台湾体育学院)

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