奨金王 リーチャーホン! 広州アジア競技大会レポート
『奨金王 李佳鴻!』これは台湾マスコミがつけた呼び名である。賞金ではない。李佳鴻(リーチャーホン)が今回手にした国家からの報奨金は計750萬元。日本円にすると現在の為替レート(超円高レートだ!)ではざっと2100万円(通常時のレートなら3000万円)ということになる。これは今回のアジア競技大会台湾選手団全体(全種目)の最高額なのである。レート計算はあくまで単純計算であり、台湾の物価を考慮すれば一億円近い額といえるかもしれない。ちなみに台湾は広州アジア競技大会でテコンドー、テニス、陸上等で13の金、16の銀、38の銅を獲得)
それだけではない。台湾ソフトテニス史上でも一人の選手が一つの大会で獲得した賞金としては最高額となるはずだ(ワンスーチンが1999年の世界選手権で二冠獲得--女子団体--女子ダブルス--時に手にした600萬元が今までの最高額)。750萬の内訳は団体金300萬、ダブルス金300萬、ミックスダブルス150萬、である。
750萬(つまり¥21.000.000強)という額は国際的にみてもソフトテニス選手が一つの大会で手にしたマネーとして史上最高は間違いあるまい。トータルではおそらく廖南凱(台湾)が最高額か?
彼は歴史になりつつある。
気になる使い道だが、とりあえず貯金!?とのこと。
大会最終日ダブルス優勝後のプレスカンファレンスでのリーチャーホン、ヤンシェンファ。彼らは2006ドーハ大会でもそれぞれ450萬元獲得している。これは当時のレートなら1500万円ほどになる。
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